長崎県神社庁 神棚のまつり方

神棚のまつり方

神棚の設け方

kamidana1.jpgkamidana1.jpg神棚をおまつりするには、次の条件を満たす場所におまつりします。

・家の中心で明るく清らかな場所
・方角は南向きか東向きで高い位置
・家族が毎日お参りしやすい場所

新たに神棚を設ける場合には、まず棚を取り付け、宮形を据え、神職にお祓いしていただいた後に、お札をおまつりします。

お神札のまつり方

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三社造りの場合
・中央に神宮大麻
・向かって右に氏神さまのお神札
・向かって左に崇敬神社のお神札

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一社造りの場合
・一番手前に神宮大麻
・その後ろに氏神さまのお神札
・その後ろに崇敬神社のお神札

注連縄・紙垂

kamidana4.jpgkamidana4.jpg 宮形を据えたら、注連縄を張ります。注連縄はそこが神聖な場所であることを示すものです。

・大根注連 (だいこんじめ) は神棚に向かって右側に太い方がくるように、神棚の上部に飾ります。【三社造りを参照】
・牛蒡注連 (ごぼうじめ) のように細い注連縄もあります。【一社造りを参照】

注連縄の形はどちらでも構いません。注連縄には紙垂 (しで) を挟み込みます。紙垂の折り方は図を参考にしてください。

お供え物

kamidana5.jpgkamidana5.jpgお紙札をおまつりしたら、お供え物を並べます。神さまへのお供え物を「神饌 (しんせん)」といいます。

神饌は毎朝お供えし、通常はお米 (炊いた御飯でも良い) ・塩・水の三品です。
お正月には餅、毎月の一日や十五日にはお神酒・野菜・果物などもお供えします。
頂き物のお菓子や旅行先のお土産など、特別なご馳走などがある場合も、まずご神前にお供えしてから戴くと良いでしょう。

神さまにお供えしたものは「お下がり」として家族でいただきます。

不幸があった場合は・・・

kamidana6.jpgkamidana6.jpg同居する家族に不幸があった場合は、喪に服し、故人のまつり (忌) に専念するため神棚に半紙を貼り、毎日のおまつりは控えます。
五十日経ったら忌明けとして、通常のおまつりを再開します。
忌明けまでの期間は地域によって異なりますので、お近くの神社の神職にお尋ねになるか、服忌表を参考にしてください。

服忌表

続柄
神社本庁心得 (1) 明治太政官布告 (2)
10日 30日 明治の太政官布告には規程されていたが、現在は規程がない。
(地方の習慣や各人の心得にまかされている)
10日 20日
父・母 10日 50日
10日 20日
祖父母 5日 30日
兄弟姉妹 5日 20日
5日 10日
曾祖父母 2日 10日
伯叔父母 2日 10日
甥・姪 2日 3日
曾孫 2日 3日
従兄弟姉妹 1日 3日

服忌はあくまでも心情的な追慕の心構えが根本であり、また地方には独自の習慣をもつところが多い。
諸般の事情により服忌も変化しており、大事なのは精神であり誠心誠意喪事に当たることであろう。
注(1) 神社本庁服忌心得 (主に神職を対象にしたもの)・・・ 配偶者の親族の忌の期間は所定の期間を一境目ずつ繰り下げた日数。
注(2) 明治七年太政官布告の制度・・・この表は血族の場合を示してあり、姻続の場合はこれよりおよそ一段下げるのが普通である。